ライフハック

VUCA化する社会、新しい価値基準を持つ必要がある

早くも12月、2020年も終わりです。
毎年のことですが、1年が経つのはものすごく早く感じられます。

私は、日記をつけておりまして、1年前の日記を見直すと、今とは全く別のことをやっております。
1年前、1年後の今を予測をしたならば、おそらく1割程度しか当たっていないと思います。

もちろん新型コロナウィルスの感染拡大で世の中が大きく変わるなどいうことから、
日本の首相交代や、アメリカの大統領選挙の結果なども全く予測できなかったでしょう。

社会のVUCA化

予測がつかないというのは、小さな自分の身の周りのことのみならず、大きな世の中の動き、トレンドにもあてはまるようで、社会はVUCA化(ブーカか)していると言われています。

VUCAとは、

V=Volatile(不安定)
U=Uncertain(不確実)
C=Complex(複雑)
A=Ambiguous(曖昧)

の頭文字をとったものです。

もともとはアメリカ陸軍が現在の世界情勢を説明するために、用いた用語だそうです。

このVUCA化に対して、著作家の山口周さんは次の3つの概念が無価値化すると言っています。

3つの無価値化

古い価値概念にとらわれていると、無価値なもののために、時間と労力、時にはお金を無駄に注ぎ込むことになります。

これからの時代を生きていくためには、新しい価値基準が必要です。

経験の無価値化

1つ目は「経験の無価値化」です。

「これまで私たちは「経験豊富」という要件を無条件にポジティブに評価してきたわけですが、環境がどんどん変化していくことは過去に蓄積した経験がどんどん無価値になっていくことを意味意します。」

ー 山口周「ニュータイプの時代」 ー

かつてホリエモンが「寿司職人は何年も修行するのはバカ」と言って、議論を巻き起こしました。

今までの常識では、寿司職人は「飯炊き3年、握り8年」というのが当たり前で、11年修行してやっと一人前になれるかなれないかだそうです。

寿司職人といっても高級寿司から、回転寿司まであるわけでそれらを一括りにして議論するのもちょっと乱暴のような気がしますが、世界的な流れではやはり、経験というものが今までほど重要でなくなってきているのは事実のようです。

予測の無価値化

2つ目は「予測の無価値化」です。

冒頭で、1年後のことは全く予測できていなかったと書きましたが、今は社会がより「不安定」で「不確実」になり「予測の価値」がどんどん減損しています。

「社会がより不安定で不確実になるということは、予測の価値がどんどん減損していくことになります。このような時代にあって、計画に時間をかけ、立てた計画を実直に実行するという行動様式は極めてリスクが大きいと言わざるを得ません。」

ー 山口周「ニュータイプの時代」 ー

長い時間をかけて予測をすることが逆にリスクになるのです。

私が昔所属して会社は、毎年1月末ごろから「来年度の予算資料作成」と称して来年度1年間の計画を、1ヶ月以上にわたる毎週の定例会議で資料の内容と表現をチェックしました。

定例会議では、それなりの人数が集まり、毎回2時間くらいかけたのですから、メンバーの時給から換算すれば、出来上がった資料は高価にものになっていたと思います。

そしてせっかく作った高価な資料ですが、その実施期間が始まったとたんに、さまざまな状況の変化で実際の仕事は資料の計画通りに進まなかったことが多かったです。

今思えば、そんなことをしていたから、会社の業績が悪化したのかなと思います。

予測に時間をかければかけるほど、そのかけた時間が無駄になる可能性が高くなります。

今後は、予測などせず、とりあえずやってみて、結果をみながら微修正を繰り返していくといいのが、時代に合ったやり方なのです。

最適化の無価値化

3つ目は「最適化の無価値化」です。

「VUCAの世界」では、環境は連続的に変化しているわけですから、どこかの時点での環境に高度に最適化してしまえば、それは次の瞬間に時代遅れなものになってしまうからです。

ー 山口周「ニュータイプの時代」 ー

最適だ!と思った瞬間にそれは過去のものになっています。

ですから、私たちは「最適な度合い」を目指しがちですが、目指すべきは「柔軟性の度合い」ではないでしょうか。

コンピューターの話になってしまいますが、かつてはオンプレミスと言って、サーバーなどのコンピューターを購入して自社内に設置する方法が主流でした。

しかし、最近はクラウドコンピューターと言って、コンピューターをある専門業者がある場所に集め、巨大なコンピューターセンターを構築します。

そして、それを全世界の小さなコンピューターやPCとネットワークで接続して、他社に処理を時間単価で貸し出す方式が主流になりつつあります。

自社にコンピューターを設置してしまうと、自社の業績や業務内容の変化に対応できないため、多少単価は高くなりますが、クラウドコンピューターを利用するほうが、トータルすれば変化に対応できてお得ということです。

現在は科学分野などある特定な分野を除いて、ほとんどがこの方式に移行しつつあります。

つまり、今後価値があるのは、柔軟性です。

映画「ターミネーター2」で、シュワちゃん演じる旧型のT-800と、変幻自在の液体金属でできたT-1000が戦います。

映画ではT-800が勝利するわけですが、今からの時代はT-800のようにあらかじめ機能が確定されたロボットよりも、T-1000のような柔軟に変化できるロボットの方が絶対に強いと思われます。

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さて、冒頭の日記ですが、私は5年連用日記というものを使っています。

例えば12月1日の5年分が1ページになっており、1年前、2年前のことが1ページでわかるようになっております。

それを見ると、自分の12月1日の5年分のことが分かるので大変面白いです。
1年経つのは早いですが、あらためて、1年前は全く別のことを考えていたとつくづく思う次第です。

・世界はVUCA化している
・経験、予測、最適化が無価値化している
・これからは新しい価値基準で生きていくことが求められている

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