いかがお過ごしですか。
今日11月3日は文化の日で祝日です。
明治天皇の誕生日で、明治期に天長節、昭和初期に明治節として祝日となった日です。
文化とはあまり関係なく、文化はどちらかというと後からこじつけたようです。
この世に生き残る者、それは学ぶことができる者
さて、本題です。
ダーウィンの言葉に
「この世に生き残る生き物は、最も力の強いものか。そうではない。最も頭のいいものか。そうでもない。それは、変化に対応できる生き物だ」
というのがあるそうです。
(実はダーウィンの言葉ではないという説があります)
それをちょっともじって、タイトルを
「この世に生き残る者、それは学ぶことができる者」
にしました。
動画編集セミナー
昨日は動画編集セミナーを主催しました。
このセミナーで「この世に生き残る者、それは学ぶことができる者」と思いましたので、
今日はそのご報告です。
講師は人気ユーチューバーで大学受験小論文人気講師のジャイさんでした。
ジャイGO!GO!TV(ジャイさんの人気YouTube)
参加者は少なめで、Aさん、Kさんの2名でした。
人数が少ないことから、私と2人でほぼマンツーマンで教える濃い内容のセミナーとなりました。
おかげさまで参加者お2人ともFilmora9を使用した動画編集をすぐに理解され、
オープニングやテロップの挿入などを楽しんでやられていました。
楽しいを連発
Kさんは何度も「楽しい!!」を連発されていました。
また、Kさんは宿題で出した動画編集作業をご自宅に帰られてからすぐに行い、終了したというご報告をさっそくいただきました。
ありがとうございました。
ところで、Aさんは70歳代、Kさんは60歳代のご年齢でシニアです。
お二人ともガラケーではなくスマホをご利用されていました。
当然、パソコンなど最近のITを使うスキル(ITリテラシー)は高くすぐに操作に慣れました。
本当にすごいです。
私が感じたことは、ITスキルは年齢に関係なく、学びを楽しんでできるかどうかということ。
そして、楽しんでやれば、スキルがあがり、できることが増え、世界がどんどん広がるということです。
人は年齢を重ねていくと、新しい友達ができる機会が少なく、なかなか世界が広がりません。
生きていて新しい世界が広がらないと、生活や活動がだんだんと縮小し人生はつまらなくなっていきます。
しかし、学ぶんで使える情報ツールを備えていけば、自分の発信ができるようになり、発信者と受信者のコミュニケーションがどんどん生まれ世界が広がっていきます。
ちょっと大げさですが、ワクワクして生きることに希望がわいてきます。
気持ちも前向きになります。
そして、ワクワクしてやることは、趣味の域を超え、副収入にもつながるのではないかと思っています。
人生、良い方向に循環していきます。
これからは、人生100年時代
大ベストセラーである「ライフシフト 100年時代の人生戦略 (リンダ・グラットン/アンドリュー・スコット著)」のよれば、世界では10年ごとに平均2〜3年のペースで平均寿命が上昇しているとのことです。
アマゾンでの本書のページです。
表紙だけでも見てください。
この本の冒頭で平均年齢の伸びのデータがでてきます。
なんと、日本では2007年生まれの人は50%以上が107歳まで生きるそうです。
2107年の日本、ちょっと信じられない世の中です。
100歳以上の人があちらにも、こちらにもいるということです。
2007年生まれの人だけではありません。
年代別の平均寿命は
1957年生まれの人は89歳〜94歳、
1967年生まれの人は92歳〜96歳、
1977年生まれの人は95歳〜98歳
だそうです。
多くの人にとって、老後にたくさん時間があるということです。
それだけでなく、これはいままでには必要でなかったシニア以降の生きがいと長期間にわたる生活費が必要になるということを意味しています。
そのためにこの本では次の3つの「無形資産」が必要だとのことです。
生産性資産:主に仕事に役立つ知識やスキルのこと。
活力資産:健康や、良好な家族・友人関係のこと。
変身資産:変化に応じて自分を変えていく力のこと。
特に最後の変身資産は、年齢を経ていくことで変わる生活の変化(ステージと言っています)に対応する力です。
これだけITが生活の中に入り込んでいる現代の世界では、新しいITスキルを学んで身につける力が変身資産の一つではないしょうか?
また、シニアの方が変身資産として、新しいITスキルを学ぶことは、
若い人にとって大きな励みにもなるのではないでしょうか。
どんどん学んでいく。
そして、使って楽しむ。
年齢なんて関係ない。
「この世に生き残る者、それは学ぶことができる者」
これがこれからの時代であると感じました。
・ITスキルは年齢に関係なく、学びを楽しんでできるかどうか
・2007年生まれの人は50%以上が107歳まで生きる
・年齢なんて関係なく、楽しみ勝ち