昨日は、GoToイートキャンペーンのチケットを使い、妻とレストランへ久々に行って来ました。
GoToイートキャンペーンは1万円で1万2500円分を飲食店で使えるので大変お得です。
お客さんはお得に美味しい思いをして、お店屋さんにも恩恵がある。
まさにWinWinの関係ですよね。
でも、その原資はもちろん税金。
他の補助金も含め、こんなに大判振る舞いをして大丈夫なのかと思います。
キャラ配信が必要
さて、本日の本題です。
今、あるツールのセミナーをシリーズで受講しております。
その中で、教わった重要なことの一つは、物やサービスを売る時はキャラクターを出せということです。
どういうことかというと、例えばこういうメルマガもそうなのですが、ある宣伝や情報提供をする時、
売り配信とキャラクター配信(以下、キャラ配信)というのがあるそうです。
もちろん、ビジネスのためにやっているので物やサー ビスが売れなくては困るのですが、物やサービスを売る前にどういう人が売っているのかというキャラ配信をもっとたくさんしろ!というのです。
比率は例えばですが、
キャラ配信
↓
キャラ配信
↓
売り配信
↓
キャラ配信
程度でも良いようです。
そう言われてみれば、TVショッピングの「ジャパネットたかた」や「夢グループ」は、社長や従業員がTVに出て商品の前にキャラクター、つまり人柄や人間性をアピールしています。
iPhoneで世の中を変えたスティーブ・ジョブズもAppleのイベントで、自らステージに立ちiPhoneを紹介しました。
売れるためにはキャラクターが大切です。
哲学者のアリステレスも言っています
この法則は、最近の傾向ということではなく、古来から言われてきました。
ちょっと難しい話になりますが、今から2500年前の古代ギリシャの哲学者アリストテレスは、人が真に納得して動くためには「ロゴス」「エトス」「パトス」が必要 であると説きました。
日本語にすると
「ロゴス」は論理、
「エトス」は倫理、
「パトス」は情熱
です。
人を動かすためには、論理も必要、倫理も必要、そして情熱も必要ということです。
商品やサービスを人に買ってもらうためには、その商品やサービスが単に良いからというだけでなく、そして社会的な行動としても正しいだけでなく、なりよりも売る人(会社)の情熱も必要ということです。
アリストテレスはその著書「弁論術」において3巻にわたりことことを説明しているそうです。
情熱はキャラクター
私はこの情熱が現代ではキャラクターそのものと思います。
この商品やサービスがなぜ良いのか、素晴らしいのか、ということを論理だけでなく、情熱つまりキャラクターで紹介すべきです。
〇〇さん(会社でも良いです)が、売っているから、オススメしているから、買ってみようということです。
私たちはついつい物やサービスを売りたいた めに、売り物を前面に出そうとします。
しかし、実際にはどんなに素晴らしい物やサービスも、それだけでは売れることなく、情熱が隠し味、いやメインの味付けとして必要なのです。
ということで、ビジネスの成功は情熱です。