大谷翔平の重要な第3の素質
WBCが大盛り上がりで終わりました
マーケティングコンサルタントの江原です。
1ヶ月以上も前になりますが、WBCが大盛り上がりで終わりました。
自分も仕事はそっちのけで、準決勝も決勝も見ました。
本当にすごかったですね。
注目はやはり大谷翔平選手。
MVPもとりました。
リアル二刀流を貫いただけでなく、投手としてに打者としても成績は上位。
しかも、決勝の9回表にリリーフで登板して、最後はエンゼルスの同僚トラウトとの一騎討ち。
見事に三振をとり、WBC優勝に花をそえました。
活躍する場面にも超がつくほど恵まれています。
侍Japanのメンバーは、各プロ野球チームのエースや4番をつとめるトップ選手ばかり。
でも彼らが普通の選手に見え、かすんで見えてしまうほどでした。
第3の素質
スポーツは勝ったり負けたりが常ですが、なんでここまで野球の神様は大谷翔平選手に微笑むのでしょうか?
たしかに、運動神経と体躯にも恵まれています。
第1の素質が恵まれた運動神経。
第2の素質が恵まれ体躯。
が、まだまだ秘密があるようです。
どうも第3の素質はがあるようです。
これは、私がメンターから教えていただいたことですが、こちらの記事からの抜粋です。
https://news.livedoor.com/article/detail/23886645/
大谷選手の言葉です。
〈一番野球が上手い選手になりたいなと思って小さい頃から頑張ってきた〉
〈無理だと思わないことが一番大事だと思います。無理だと思ったら終わりです〉
〈頭で最初に考えて、そして後からモノができる。160kmを投げている姿がある。そこに後からできる現実がある〉
〈理想のバッティングというのは、データを活用しないのがベストだと思っている。ベースの上を通るボールを何も考えずにホームランにできるというのが究極のスタイル〉
〈一流のピッチャーになるんだとか、一流のバッターになるんだとか思っていたわけじゃない。いいバッティングをしたい。いいピッチングをしたい。いつもそれを望んできました〉
〈(ホームランを)狙うということはなく、良い角度でボールに当てるというのが一番〉
これらの言葉から共通して見えてくることは、
・理想の自分を思い描く
・思ったことが実現するということを信じている
・ネガティブワードは言わない
(無理とか不可能とかは思わない)
・相手や環境は関係ない
・いい仕事をすることにフォーカスする
といったところでしょうか。
この考え方が第3の素質かもしれません。
大谷選手を他の一流選手からさらに抜きん出た存在にしている可能性があります。
いい仕事にフォーカスする
ペナントレースの最終盤には試合に出ない選手
かつて、日本のプロ野球で首位打者を取るために、ペナントレースの最終盤には試合に出ない選手がいました。
一度上げた打率を落とさないためです。
打率が落ちなければライバルに追いつかれる可能性も少なくなります。
でも、これが野球選手の理想の姿なのでしょうか?
一流の選手がやることでしょうか?
いい仕事にはフォーカスをしていません。
少なくともこの選手のバッティングを見に来たファンはがっかりします。
いい仕事をすることにフォーカスする
「いい仕事をすることにフォーカスする」に関しては、別記事にありますが、こんな話もありました。
大谷翔平選手は「成果」と「結果」を分けて考えている。
「成果」は自分さえがんばれば出せることです。
例えば、毎日シャドウピッチングを200回する、素振りを200回する、筋トレを計画的にするなどうです。(回数は適当です)
一方の「結果」は、チームが勝つ、三振を取るなどのチームメイトや相手がいて自分ひとりの努力では成し遂げられないことです。
大谷選手は自分さえがんばれればできる「成果」にフォーカスしているというのです。
「成果」を積み上げていけば「結果」はついてくると考えているようです。
自分が目指す方向を考え直す
私たちはとかく「良い儲け話はどこかにないの?」「これからは何が流行りそう?」「損をしないよううまくするには?」などのことを考えてしまいます。
たしかにそれも必要なので否定はしません。
でも、それがこの自分が目指す理想なのかというとちょっと違います。
もちろんスポーツ選手と、一般のビジネスパーソンは世界が違います。
スポーツの事例をビジネスに持ち込んでもうまくいかないケースもあります。
しかし、大谷選手を見ていると改めて自分が目指す方向を考え直す必要がありそうです。
理想の自分を思い描き、ネガティブな言葉は口にせず、成果をもとめることにフォーカスする。
やっていきたいと考えています。
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